- むし歯
- 2022.7.2
虫歯を予防!!シーラントってなぁに?
ひらばやし歯科・小児歯科 院長の平林です。
今回もお問合せの多い、「虫歯を予防!!シーラントってなぁに?」についてテーマにしたいと思います。
生えたての奥歯の噛み合う面には溝や凹みがあり、ブラッシングが行き届きにくく、汚れが停滞しやすいためお子様の虫歯の好発部位(虫歯になりやすい場所)と言われています。
そこで予防的にこの溝になっている部分を封鎖するのがシーラントという処置になります。
乳歯と永久歯どちらにもシーラントは可能ですが、特に適しているのは6歳臼歯という永久歯になります。
簡単でお子様にも負担の少ない予防処置
シーラントの処置内容は歯の溝の部分をきれいに清掃後、表面を処理し、シーラント剤を填入後、光照射にて硬化させます。
単に溝を閉鎖しプラークの付着を防ぐだけでなく、シーラント剤にフッ化物が含有されていますので周囲歯質の強化や再石灰化も期待できるのです。
そこで注意がありますシーラントをしたら歯磨きが必要ないわけではありません。しっかりとした歯磨きの習慣があってこそシーラントの効果が発揮されるのです。
歯列やお口の環境によってシーラントするべきかどうか、実施時期は異なります。ご自身で判断できないときは、ひらばやし歯科を予約受診してくださいね。
お待ちしています。