親知らずを抜歯したい
歯科デジタルCTなど安全性を高める様々な設備・適切な麻酔で痛みの少ない親知らずの抜歯をいたします。
痛み・腫れを最小限に抑えた親知らずの抜歯
親知らずの抜歯は歯科口腔外科の分野の治療です。「抜歯」と聞くとどうしても痛いというイメージがありますが、豊富な経験と最新設備により、抜歯時はもちろん抜歯後の腫れや痛みを最小限に抑えた治療をいたします。
抜歯中は、十分な麻酔をするので痛みを感じることはありません。抜歯方法や口腔内の状況によって、表面麻酔・浸潤麻酔・歯根膜麻酔・伝達麻酔など適切な麻酔を選択します。
抜歯後の腫れや痛みについては、状況に応じてお薬をお出しします。多くの場合、上の歯よりも下の歯の方が痛みや腫れが出やすいです。
虫歯や歯周病のリスクが高い親知らず
親知らず(智歯・知恵歯・第3大臼歯)は、10代後半から20代前半にかけて前から8番目の位置に生えてくる歯のことです。英語ではwisdom toothと呼び、物事の分別がつく年頃に生えてくる歯ということが由来です。親知らずは、上下左右の4本すべて生えるわけではなく。全く生えない場合もあります。
現代の日本人は顎が小さくなり、スペースが狭いために、斜めや横に生えてくる場合があります。このような場合は、痛みだけではなく最適なブラッシングを行うことができず、プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。虫歯や歯周病のリスクが高くなるために、親知らずは抜歯をすることで環境を改善する必要があります。
その他のリスク
・歯並びが悪くなり、かみ合わせに影響がでる可能性がある。
・ブラッシングが難しく、口臭の原因になる。
・体調不良時に痛くなることが多い。(妊娠中を含む)
親知らずは抜歯の必要性を感じにくいために放置している方や抜歯治療のハードルが高く長年痛みを我慢されている方も多いのが現状ですが、基本的にはデメリットが多く、早めに治療することで悪い影響を最小限に食い止めることができます。
CTやピエゾサージェリーなど最新機器でリスクを最小限に
親知らずの抜歯は高度な診断が必要です。当院では、最新の低被ばくデジタルCTを導入しています。従来のレントゲン撮影よりもカラダへの負担が少ないことはもちろん、立体構造や神経・血管の位置を高い精度で把握することができ、患者さん1人1人に最適な治療内容をご説明しています。
ピエゾサージェリーという外科手術器具は、三次元超音波振動によって精密な骨切削を可能にし、「血管や神経を傷つけずに」骨を切削することが出来る器具です。他の歯を削る器具と違って神経や血管にあたっても切れないので、身体にやさしく安全性の高い手術が行えます。
厚生労働省に認められた安全な治療環境
当院は、厚生労働省が定める緊急時の対応や感染症対策の施設基準に適合した「歯科外来診療環境体制加算」及び安全・安心な歯科医療だけではなく医療・介護にかかる幅広い知識と見識を備えた「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」の認可を受けた歯科医院です。
AED(自動体外式除細動器)・酸素ボンベ及び酸素マスク・パルスオキシメーター(経皮的酸素飽和度測定器)・血圧計・救急蘇生セット・口腔外バキューム(歯科用吸引装置)などを設置しています。
親知らずの抜歯の際に緊急対応が求められる事態になる際も適切に対応できる環境が整っています。
親知らずの症例
親知らず抜歯の流れ
1.検査
レントゲン・必要に応じてCT、歯周組織検査等を行います。
2.カウンセリング
抜歯の難易度、抜歯の方法、リスク(腫れ・痛みがどれほど出るのかなど)
3.親知らずの抜歯
ご説明した抜歯方法にて親知らずを抜きます。
※抜歯の難易度によっては、当日の処置は難しい場合があります。縫合は必要であれば行います。
4.消毒・抜糸
抜歯した部分をしっかり消毒します。後日来院頂いて傷口を縫合した糸を除去します。
那覇市で親知らずを抜歯したい方はお気軽にご相談ください
当院は、安全で痛みの少ない親知らずの抜歯を心がけております。最新の歯科デジタルCTで診断し、どのような治療が必要か・何が痛みを発生させているかなどをご説明させていただき、患者さんに合わせて最適な治療をご提供します。
難易度の高い抜歯手術が必要なケースは病院歯科口腔外科と連携した治療を行っております。那覇市内で親知らずを抜歯したいというご相談は、ひらばやし歯科までお気軽にお問い合わせください。
親知らずは痛みが発生していない状態でも、目に見えないところで歯や歯ぐきに悪い影響を及ぼすこともありますので、口臭などを含め気になる方は1度検査を受けられることをオススメします。